使わなくなってきたエアコンをそろそろ掃除しようと考えている人もいると思いますが、間違った掃除をすると火災が発生する恐れがあります。
なので、今回はエアコン掃除をする際に気を付けることをご紹介いたします。
誤った掃除をすると…
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は「エアコンの内部洗浄は方法を誤ると危険な事故に至るおそれがある。正しい知識を持った業者に依頼してほしい」と注意喚起をしました。NITEに集まる製品事故情報でエアコンに関すものが2019年度までの5年間で合計263件ありました。そのうち火災事故は244件もあり、誤った内部洗浄方法が原因で火災が発生したものが20件もありました。
内部洗浄に使用した洗浄液が内部配線の端子部分に付着した状態で電源を入れてしまい火災が発生します。
誤った掃除をせずに業者にエアコン清掃を依頼しましょう。しかし、新型コロナウイルスの影響で人との接触を避けたときもあると思います。その時は、自分でエアコンを掃除すると思いますので、エアコン掃除を自分でするときの注意点をご紹介いたします。
エアコン掃除の注意点
自分でエアコン掃除をするときは、お使いのエアコンの取扱説明書を確認しましょう。カバーやフィルターなど部品の取外し方やお手入れ方法が書いてあるので一度確認してから進めるといいでしょう。
1.電源プラグを抜く
掃除をするときは、感電やけが、本体の破損などの防止のためにエアコンの電源は切りましょう。さらに、コンセントから電源プラグを抜きエアコンが動作しないようにしておきましょう。
2.エアコンが破損する掃除方法はしない
エアコンが破損するような掃除はしないようにしましょう。例えば
・たわしでエアコンを洗う
・硬い棒などを差し込んで掃除をする
上記のような掃除方法は、エアコンを傷つける恐れがあるのでしないようにしましょう。
エアコンを掃除する際は、柔らかいスポンジやハンディモップなどで掃除しましょう。
3.内部の汚れは自分でやらない
見える範囲は自分で掃除をすることができますが、見えない内部の掃除は自分でやると故障の原因になるため必ず業者にお願いをしましょう。内部にホコリなどが溜まっているとエアコンの機能が落ちてしまうため定期的に掃除をお願いすることをおすすめします。
まとめ
今回は、エアコン掃除を自分でするときの注意点をご紹介しました。エアコン掃除の仕方を他の記事で紹介していますので、一度ご覧ください。
エアコンを使わない時期にやること
業務用エアコンの洗浄をお考えの方または菌・ウイルス専用「チタンアパタイトフィルター」が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。