ガス漏れ調査は何をするの?

空調機(一般的にはエアコンと言ったほうがわかりやすいでしょうか)のガス漏れと言っても様々なケースがあります。
例えば長い時間かかって漏れる場合や、ガスが全くない場合、空にはなっていないがガスが少なくなっている場合等があります。こう言った場合、冷えが悪くなったり(最悪、まったく冷えない)エラーが出て止まったりします。
真夏の暑い時期にこんな事になったら最悪です。なぜならガス漏れを見つける事は非常に困難だからです。勿論、簡単に見つかる場合もあります。

ガス漏れ箇所を見つけるには色々段階を踏んでいく必要があります。
まず漏れ箇所が室内機か室外機なのか、ジョイントのフレア部かもしくは室内機と室外機が繋がっている冷媒配管なのか等、様々です。大きな工場で配管長が長く、繋ぎ目が溶接で何箇所もあるともはや徹夜ですかといった状況です。このようにどこでガスが漏れているかわからない為、厄介なのです。
私の経験談としてはまず室内機、室外機のフレア部が一番多いでしょうか。ビルマルですと、分岐管の繋ぎ目(溶接個所)です。年数がたっている古い機器は圧縮機やアキュームの繋ぎ目等もあります。
こう言った漏れ箇所を調査する方法は主に3種類あります。

・リークテスターによるガス漏れ調査

・窒素耐圧によるガス漏れ調査

・蛍光剤によるガス漏れ調査

今回は一番発見率の高い窒素耐圧によるガス漏れ調査を紹介したいと思います。
窒素耐圧ガス漏れ調査は室内機、室外機、冷媒配管に窒素を入れ耐圧をかけ、専用のゲージ(耐圧ゲージ)を使用し窒素の減り具合を見て判断します。
この時、漏れている音でわかる場合もありますが、たいていの場合は24時間以上放置します。その後、耐圧ゲージの指針が減っていれば専用のスプレーを気になるところにかけます。そこで漏れていると、石鹸水のように泡ぶきますのでわかります。
窒素耐圧ガス漏れ調査では配管側(室内機+室内機・室外機管の冷媒配管)と機器側(室外機)に分けて窒素を張ります。室外機のバルブを閉めれば配管側と機器側に分かれます。室外機がマルチの場合は1台ずつに分けてゲージをたてます。
この時、注意する点は
・配管側
ガス管と液管共にゲージをたてる事

・機器側
高圧側・低圧側共にゲージをたてる事

です。

以上が窒素ガス漏れ調査の経験談になります。 弊社は、業務用エアコンの修理・点検を行っています。急なお困りごとやご相談、ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。