冬になると気になる乾燥のお話

だんだん寒くなってきました。
冬になると空気が乾燥してきます。なぜでしょうか?

空気には気温によって水分が気体になって溶け込む量→飽和水蒸気量が変わってきます。
気温が高ければ高いほど空気の中に溶け込む水分量が多くなります。
気温と飽和水蒸気量の関係は下の表のとおりです。

気温[℃]水蒸気量[g]気温[℃]水蒸気量[g]気温[℃]水蒸気量[g]気温[℃]水蒸気量[g]気温[℃]水蒸気量[g]
15.288.31512.82219.42928.8
25.698.81613.62320.63030.4
35.9109.41714.52421.83132.1
46.41110.01815.42523.13233.8
56.81210.71916.32624.43335.7
67.31311.42017.32725.83437.6
77.81412.12118.32827.23539.6

寒くなると同じ体積の中での水分量は少なくなるのです。

この状態で、暖房をかけると湿度がどんどん下がっていきます。
湿度が低いということは体や洗濯物の表面が乾きやすくなるということです。
肌、口、目の乾燥はこうしておこります。

さあ、ここで加湿器の登場です。
前にも話した通り洗濯物を干しても洗濯物の乾燥に伴って部屋の湿度は上がっていきますが、洗濯物の水分を水蒸気に変化させるときにエネルギーを使ってしまいます。
できればストーブにやかんなどで加湿するのがベストです。
最近は超音波で霧を発生させて加湿する機械もありますが、これも霧から水蒸気に変化するときに、エネルギーを使ってしまい、部屋を冷やしてしまいます。 また、石油ストーブ(都市ガス)は燃焼するときに水分を発生するので、温めるのと同時に水分補給もしてくれます。

でも、灯油の運搬や火事の危険とか面倒なことが多いのもストーブの欠点です。ボタン一つで温まるエアコンが便利なのは間違いありません。

最近はエアコンの方で加湿する機能の付いたものも多くなってきました。
これは、先に話した通り水蒸気に変えるのにエネルギーを必要としますので電力も少し余分にかかります。

また湿度が低くなると静電気も発生しやすくなります。
静電気は大気中の水分に放電していくので、湿度が低くなり大気中の水分が少なくなると体の中に帯電してしまいます。
これがバチッ‼とくる静電気の正体です。
体に電気をためないようにするには、綿、麻、絹、コットンなどの肌着を身に着けると帯電しにくくなります。

さらに乾燥はウィルスの拡散にも影響します。
湿度が低いと、ウィルス自体も乾燥して大気中に浮遊しやすくなります。また、乾燥はウィルスの寿命を延ばしたり、人の免疫効果を下げたりあまりいいことがありません。

上手に加湿器を使って部屋の中の湿度を高くするようにしましょう。
湿度40%以下は要注意です。
目標は50%~70%までもっていくことをお勧めします。 加湿器をうまく使って、健康的な生活ができるようにしましょう。

弊社は、業務用エアコンの修理・点検を行っています。急なお困りごとやご相談、ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。